1. 考えられない悩み
モヤモヤする理由とは?仕事や事業の違和感が消えない原因
RBTDESIGN
問題はないはずなのに、なぜか落ち着かない
売上が大きく落ちているわけではない。
仕事も回っている。
すぐに対応しなければならない問題も、特には見当たらない。
それでも、ふとした瞬間に「このままでよいのだろうか」と感じる。
新しいことを始めようとしても、どこか納得できない。
今の仕事を続けることにも、大きな不満はない。
誰かに相談しようとしても、何に困っているのかを説明できない。
「なんとなくモヤモヤする」としか言えず、結局そのまま考え続けてしまう。
これは、悩みがない状態ではありません。
何が問題なのかを、まだ一つに特定できていない状態です。
意志が弱いから、決められないのではない
この状態が続くと、
「私が考えすぎなのかもしれない」
「決断力がないのかもしれない」
と思い始めます。
しかし、意志や能力の問題とは限りません。
売上の不安。
顧客への違和感。
社内から求められている役割。
本当はやりたいこと。
将来への焦り。
それぞれ別の話が、頭の中では一つのモヤモヤとして感じられている。
一つひとつに答えが出せないのではなく、何について答えを出すのかが定まっていないのです。
モヤモヤは、複数の論点が混ざることで生まれる
たとえば、「集客がうまくいかない」という悩みの中に、別の問題が重なっていることがあります。
顧客を変えるべきなのか。
商品の見せ方を変えるべきなのか。
そもそも、この事業を続けたいのか。
周囲から期待されているだけなのか。
さらに、事実と感情も混ざります。
「問い合わせが減った」という事実。
「この先が不安だ」という感情。
「この事業には将来性がない」という解釈。
これらを一つの問題として考えると、どれだけ考えても結論は出ません。
判断する対象そのものが、見えなくなっているからです。
答えを増やしても、同じ場所で止まり続ける
モヤモヤを消そうとして、他社事例を調べる。
新しい施策を試す。
誰かの意見を聞く。
一時的に前へ進んだ気はします。
しかし、何を判断すべきかが曖昧なままなら、少し経つとまた「本当にこれでよいのか」が戻ってきます。
施策を変えても、相談相手を変えても、同じ違和感が繰り返される。
問題が解決していないのではありません。
どの問題を扱うべきなのかが、まだ特定されていないのです。
そのモヤモヤは、何について決められていないのでしょうか
売上のことなのか。
事業の方向性なのか。
周囲の期待と、私が望んでいることのズレなのか。
それとも、今の役割を続けることへの違和感なのか。
モヤモヤには、まだ言葉になっていない判断があります。
では今、あなたが本当に決められずにいるのは、何なのでしょうか。

もし今、
考えているのに進まない
何を考えればいいかわからない
という状態であれば、それは思考力の問題ではありません。
判断できる状態に整理されていないだけです。
この状態のまま考え続けると、同じところを回り続けます。
まずは「何から決めるか」をはっきりさせることが必要です。
まだ整理の途中であれば、こちらも参考になります。
👉 関連記事:「事業の方向性に迷うということ」
モヤモヤの中にある論点が見えてくると、次に向き合うのは「これから、事業をどこへ進めるのか」という問いです。
方向性を考えるほど迷いが深くなる理由を、次の記事で整理します。