8.UNLOCK MODEL
MODEL002 ある美容サロン業の憂鬱|サービスが多すぎて選べない
UNLOCK
順調に見える事業でも、なぜか次の一手だけが決まらないことがあります。
方向性は見えている。選択肢もある。それでも、最後の判断で止まってしまう。
なぜ、この状態が起きるのでしょうか?
現状の整理
和歌山県でエステサロンを運営
マッサージ、メイク、痩身、美顔、脱毛、ヘッドスパなど多サービス展開
化粧品、サプリメント、美容機器など物販あり
顧客ごとのカスタマイズ施術を提供
限定商材の取り扱いあり
日々の業務に追われ中長期の事業戦略が未整理
事業拡大に向けたビジョンが不明確
アイデアはあるが優先順位がつけられていない
リソース配分(施術・物販・広報・事務)の偏りを課題認識
経営者の思考整理・言語化が未整理
なぜ進まないのか?
ある和歌山県のエステサロン。
「健康美」を軸に、施術・物販・広報と幅広く取り組んでいます。顧客からの評価も高く、想いも明確です。
しかし、経営者はこう言います。
「やりたいことはある。でも、どれからやればいいか決められない」
施術を強化すべきか、物販を伸ばすべきか、SNSに力を入れるべきか。どれも正しく見えます。だからこそ、判断が止まる。結果として、すべてが中途半端になり、前に進んでいる実感が持てない状態でした。
これは能力や努力の問題ではありません。
「考えているのに進まない」典型的なLOCK状態です。
RBTDESIGNの見立て
このケースでは、3つの混乱が同時に起きていました。
まず、「施術・物販・広報」という異なる役割が同じ土俵に並んでいる状態。これは“混ざり”です。比較できないものを並べているため、判断ができません。
次に、「短期売上」と「中長期ブランド」という時間軸の違う話が混在していました。これは“粒度不一致”です。大小・時間軸が揃っていないため、優先順位がつきません。
そして最も大きいのが、「この事業で何をいちばん伸ばすのか」という軸が曖昧だったこと。つまり“軸不在”です。
そこで、UNLOCKを行いました。
混ざりを分け、粒度を揃え、軸を固定する。
その結果、「このサロンは“施術を中心に信頼を積み上げる事業”である」という構造が見えました。
次の一手
施術を軸に固定し、物販と広報を“補助機能”として再定義する
理由はシンプルです。
すでに評価されている強みを軸にしない限り、リソースは分散し続けるからです。
すべてを伸ばそうとするのではなく、軸を決めて他を従属させる。この一手で、判断は一気にシンプルになります。
最後に
あなたの事業も、同じ構造かもしれません。
次の3つから1つ選んでください。
やりたいことを全部やる
やらないことを決める
軸を1つに固定する
選んだら、1つだけ決めてください。
決められないなら、それがLOCKです。
もし「どこで止まっているか」を知りたい場合は、無料診断で構造を特定できます。
※注釈:LOCKとは「判断が止まっている状態」。UNLOCKとは「混ざり・粒度不一致・軸不在を取り除き、判断できる状態に戻すこと」です。
本記事は、RBTDESIGNの実際の支援事例ではありません。公開されていた事業相談をもとに、企業が特定されないよう一部情報を変更し、RBTDESIGNのUNLOCKがどのように事業の「判断の詰まり」を見立てていくのかを、具体的に理解していただくためのモデルとして構成しています。