4. 決められない悩み
続けるべきか、やめるべきか
RBTDESIGN
どちらにも理由があるから、決められない
「もう少し続けるべきか」
「ここでやめるべきか」
何度考えても、結論が出ない。
売上は十分ではない。
でも、少しずつ反応は出ている。
時間もお金も使ってきた。
社員も頑張っている。
一方で、このまま続けて本当に意味があるのかという疑問も消えない。
続ける理由もある。
やめる理由もある。
だから、同じところを何度も行き来します。
決められないのは、覚悟が足りないからではない
こういう状態になると、
「経営者なのだから決断しなければ」
「私が迷っているから進まない」
と考えがちです。
しかし、決断力だけの問題とは限りません。
むしろ、判断に使っている材料そのものが混ざっている可能性があります。
利益。
将来性。
これまで使った時間。
社員への責任。
お客様への思い。
ここでやめたくないという気持ち。
どれも無視できない。
ただ、すべてを同じ場所に並べると、簡単には比べられません。
「続ける/やめる」の前が決まっていない
本当は、
「この事業を続けるべきか」
より前にある判断があります。
何を守りたいのか。
何を失ってはいけないのか。
何を実現するために、この事業を始めたのか。
ここが曖昧なままでは、
売上を見れば「やめたほうがいい」。
将来性を見れば「続けたい」。
社員を見れば「簡単にはやめられない」。
見るものが変わるたびに、結論も変わります。
迷っているのは二択ではなく、
その二択を判断するための基準なのかもしれません。
今回だけ決めても、また同じ場所で止まる
仮に今回は、
「あと半年だけ続けよう」
と決めたとしても、
判断基準が曖昧なままなら、半年後にも同じ問いが戻ってきます。
新規事業でも、
採用でも、
設備投資でも、
新しいサービスでも同じです。
案件が変わっても、
「続けるべきか」
「やめるべきか」
「もう少し様子を見るべきか」
という迷いは繰り返されます。
問題が今回の事業だけにあるとは限りません。
では、何を基準に決めるのでしょうか
続ける理由もある。
やめる理由もある。
その両方がある中で、
会社として何を優先するのか。
何なら守り、
何なら手放せるのか。
そして、その順番を誰が決めるのか。
今迷っているのは、
本当に「続けるか、やめるか」なのでしょうか。
それとも、
その前にある「何を基準に決める会社なのか」が、まだ決まっていないのでしょうか。

ここまで読んでいるということは、すでに「決める段階」に来ています。
あとは、
何を基準に決めるか
何を優先するか
をはっきりさせるだけです。
この状態で止まっているのは、判断力の問題ではありません。